SNOW WORK SHOP * *
スノーワークショップ リハビリテーション講座
*
* トップページ
* 店舗案内
* サービス
* ショッピング
* イベント情報
* リンク集
* 店長のひとりごと
* 掲示板
リハビリテーションを開始する前に
怪我におけるリハビリテーション(以下リハビリ)とは、怪我や固定によって低下した損傷部位の柔軟性や、損傷部位周辺の筋力等の機能性を、怪我をする前に近い状態まで回復させる事を指します。

しかし、基本的に受傷直後(急性期)は、まず患部の炎症・出血等を落ち着かせ、その後(回復期)は、患部の血行を促し、損傷部位の回復を図る必要があります。 また、損傷した靭帯など軟部組織がある程度修復するまでの間(急性期−回復期)は、患部の固定をする事が必要不可欠となります。

リハビリは、基本的には患部の状態がある程度回復・安定してきてから行いますので(自己判断で痛めたところを無理やり動かしていては、患部の状態が悪化するばかりです)上記のような状態では通常行いません。 ここでは、急性期−回復期(初期)に、自宅で行える処置を説明します。

「冷却療法」
受傷直後に行います。
急性期の痛みや炎症を和らげるのに効果があり、この時期の治療全体に用いられます。 また、運動やリハビリで患部に負担をかけた後に、患部の刺激症状を減らすのにも役立ちます。 例えばプロ野球選手のピッチャーが、試合後のインタビュー時に肩や肘を冷却しているのも、これに基づいて行っているものです。

受傷直後の場合は、患部を冷却し痛みが麻痺した状態で足関節を動かすことにより、患部の拘縮(怪我した後に関節の動きが固くなる事)を最小限に抑え、競技への早期復帰を目指すことが出来ます。 但し、専門医の診察を受け、どの部位をどの程度損傷しているか、ということが判った上での話です。 足関節に関しては、いずれの靭帯にしても第1度〜第2度までの損傷に限ります。 微細なものでも、骨折などがある場合は早期の運動は禁忌となります。

専門医を受診、通院している場合は、専門医の指示に従ってください。 専門医によってギプスシーネや包帯等で固定されている場合、その上から氷などで冷却するのも有効です。

「急性期(受傷後3日以内)の足関節捻挫における具体的な冷却療法の一例」
(1) 氷水の入ったバケツに足を浸す。 脛の中央付近まで浸せるとベター。 冷たさで患部が麻痺して感覚がなくなってくるまで浸す(約10−20分)。
(2) バケツから足を出し、患部が冷たさで麻痺している間(約2−3分)、自動運動(自分で痛みなく動かせる範囲で足首を上下に動かす)を行う。
(3) 再度、バケツに足を浸す(5分程度)。
(4) 再度、バケツから足を出し、感覚が麻痺している間(2−3分)、自動運動をする。
(5) それを4−5回繰り返す。
専門医の診断・指示等がない場合は、自動運動は行わず、冷却のみを行ってください。
「温熱療法」
基本的に受傷後3日以内には行うのは禁忌とされています。
受傷直後の患部からの出血が治まり次第、温熱療法を開始し、患部の血行の促進を図ります。 血行を促進することによって、痛めた組織の修復に必要な栄養素がより早く患部に行き渡ります。 また、温めることによって、筋肉や靭帯などの軟部組織をより柔軟にし、結果として関節を軟らかくします。
「自宅で出来る温熱療法」
蒸しタオルでの温罨法(おんあんぽう)
簡単なものでは、濡らしたタオルを絞り、絞ったタオル数枚を電子レンジで温めて、それを重ねて患部に当てます。 ビニールなどをタオルの上に重ねて密着させると、保温性が高まります。 冷めてきたらタオルを取り替えて同様に繰り返してください。
温冷交代浴
温冷交代浴は、通常の温熱療法に比べて血行を促進する効果が非常に高いため、主に手術後の腫れの強い場所や、外傷後に起こる関節拘縮、また痛みの訴えの強い方への治療の一環として行います。 可能であれば1日数回行ってください一つの例として、足関節捻挫の際、入浴時に出来る温冷交代浴の方法を挙げてみます。

・まず、温かいお湯を張った湯船に捻挫した患側の足を2分程浸します。
・その後足を湯船の外に出し、冷水のシャワーを1分程度当てます。

以上の動作を4−5回繰り返します。 必ず最後はお湯に浸して温めて終わるようにして下さい。

これが終わった後、患部はぽかぽかと暖かくなりますので、その間に足関節の自動運動を行ってください。 1−2回の交代浴では十分な効果は得られません。一定期間以上の継続が必要です。

足関節の運動メニューは次回以降詳しく記していきます。
* 前のページにもどる 次のページにすすむ * * このページの先頭へ
*
SNOW WORK SHOP