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ダイエット(1)
今回は「ダイエットと休養」についてです。

ダイエットというよりも減量と言った方がよいでしょう。 前にもお話しましたが、肥満は運動能力を明らかに落とします。 一流のアスリートで太っている人はいません。 相撲だって本来であれば、ボブ・サップなみの筋肉を鍛えぬいた選手であるべきですが、中々あそこまでとなると日本人には無理なようです。 これはあくまでも、わたし個人の意見ですよ。 手早く体重を増やすのは脂肪しかないのですね。 体重が重ければいいのであれば、アルペンの選手はデブばっかりですよね。

体重を落とす…というより脂肪を落とすためには、まず脂肪を燃やしやすい体にします。 実にウエイトトレーニングは沢山のエネルギーを必要とします。 つまり減量には最適なのです。 俗に代謝をあげる、基礎代謝が高いと言うことは脂肪を溜めにくい体のことなのです。 もっと簡単に説明するとエンジン(筋肉)が大きいとガソリン(エネルギー)をたくさん使いますよね? つまり、それと一緒です。

ウエイトトレーニングと同様に脂肪をエネルギーに使う運動は、有酸素運動、つまりエアロビクスです。 しかし、この有酸素運動にはちょっとしたコツがあります。 脂肪を燃やすにはガソリンが酸素を必要とするように炭水化物が必要なのです。 だから、走る前、歩く前にキャンディー1つを食べることをおすすめします。

食事も大事な要素です。 やり方としては、まず、一週間毎日食べたものすべてをノートに記入します。 それから「食品成分表」を書店で買ってきて、すべてのカロリーを出します。 さらに7で割ると1日当たりに摂ったと思われるカロリーが算出されるのです。
ダイエット(2)
仮にTさんとしましょう。 このTさん、1日に2500kcalの食事(朝、昼、晩、おやつ、酒、飲物のすべて)を摂っていたとします。 で、どうするかというと1日にごはん一杯(約100g)を減らす。 ごはん一杯は約160kcalですから、1週間で700g減らすと約1120kcal、1ヶ月で2.8kg落ちる計算になります。 つまり毎日の食事を約2300kcalにするだけで、計算上では1ヶ月に2.8kgも落ちることになるのです。

ここで喜んではいけません。 計算通り行かないのが人間の体です。 炭水化物、たんぱく質をとるタイミングがあります。 具体的に言うと、午前中から人は活動しますのでエネルギー(炭水化物)が必要です。 逆に夜は寝るだけですので、体を作るたんぱく質が必要となります。

わたしの減量初期のメニューを下記に示しますので参考にしてください。
ごはん1膳、たまご2個(白身2、黄身1)、納豆
間食(10時頃) プロテイン
うどん、そばまたは定食(ただし揚げ物など油物は食べない)
間食(15時) プロテイン
鳥のささみ150g(または脂肪の少ない魚)、たまごの白身3個分、緑黄色野菜(何もつけない)
ちょっと偏食気味ですが、わたしの場合は3−4ヶ月の短期間集中ですので、こうなります。
わたしは輸入モノのプロテインを使っています。 プロテインは大きく分けて、大豆が原料のソイ、牛乳が原料で加水分解したウェイの二種類があります。 現在はウェイプロテインが主流となっています(牛乳からカゼインと乳脂肪を取り除いたものが原料で、乳清とも呼ばれます)。 牛乳に含まれているたんぱく質のうち、約2割がホテイプロテインです。 アミノ酸の配列が人乳に近く、栄養価に富む上、必須アミノ酸をすべて含みます。 吸収率が非常によく、分岐鎖アミノ酸(BCAA)の含有率が高い為アスリートに強く支持されています。 摂取量は(各アスートの競技種目や年齢等により異なりますが)体重1kgあたり1.5〜2.0g/1日と言われています。 体重約60kgの人なら1日あたり90g−120gの摂取となります。 特にハードトレーニングによる筋肉作りを目指すアスリートの場合は、体重1kgあたり2.0g/1日は最低必要量となります。
食事の回数を多くすることで脂肪の蓄積を減らします。 メニューとしては、1週間に1回だけ好きなものを食べても結構です。 これはストレスをためないため。 もちろん、食べ過ぎは駄目ですよ。
ダイエット(3)
大事なことは炭水化物、たんぱく質は1gにつき4kacl、脂肪は1gにつき9kacl、いかに脂肪の熱量が多いかということを覚えてください。

食事で160kcal、ジョーキング30分で180kacl、筋トレ30分で270kaclです。 前の章で提案したように筋トレと有酸素運動は交互に行うので確実に1ヶ月2kgは落ちるはずです。 みなさんが落とすのは脂肪です。 食事だけで落としてはいけません。 筋肉を動かす事で脂肪は燃え、脂肪のつきにくい体へと変わっていくのです。

ダイエットには強い意志が必要です。 自分は何故やせたいのか?女の子であれば細くなって可愛くなりたい、可愛い服が着たい…。 そう、目標を持つこと…これが大事なんです。 そして自分の理想の体をイメージします。 これこそが成功への第1歩!

余談ですがアスリートたるもの喫煙は絶対に駄目です。 もうこれは絶対です!なぜならば、タバコの煙中に含まれている種々の有害物質のうち、生埋的に影響を及ぼす主な物質は一酸化炭素です。 ニコチンの薬理作用により中枢神経系の興奮が生じ、心拍数の増加、血圧上昇、末梢血管の収縮などの心臓・血管系への急性影響がみられます。 一酸化炭素は赤血球のヘモグロビンと結びついて血液の酸素運搬能を阻害します。 この酸素運搬能が下がることはアスリートとしては致命的です。 あと、恐ろしいのは年齢よりも顔のしわが増える「スモカーズフェイス」。 女の子は気をつけて…!とんでもないないブスになっちゃいますよ。 でも、これは自分の責任だからまだよい方ですね。 やがて、みなさんが結婚して子どもが出来たときに色々な障害が喫煙によって出てくる可能性もあります。 結局のところ自分に帰ってくることを忘れないようにしてください。

先日、ボブ・サップのコーチの本を読みましたが、さすがにプロです。 酒、タバコはやらないそうです。 コーチの要求したすべてのメニューがどんなにつらくても、馬鹿げてても、ひと言も文句を言わずに必ず実行するそうです。 感服しました…。
休養
最後に休養になりますが、特記事項はありません。 土日はゆっくりと休んで、また月曜からはじまるトレーニングのためにも休養してください。 ゆっくりと音楽を聴いたり、読書をしたり、映画を見たりと十分にリラックスすることが大切です。 娯楽性の高い趣味のスポーツをするのもよいでしょう。 サーフィンをしたり、MTBで遊んだり、しかし、決して無理はせず、怪我にも注意してリラックスしながら楽しんでください。 今回はこれで終わりますが、正直な話、全然語りつくしたと言えるような内容ではありません。
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