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スノーワークショップ インソール講座
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フランス研修(SIDAS)レポート
* SIDASの本社は1968年に冬季オリンピックが開催されたグルノーブル近郊の“Voiron”という町にありました。
* 本社から見る景色はのどかなフランスの農村地帯。酪農が盛んなのか、牛が放牧されています。
* 玄関に入ると受付の隣りにSIDASがインソールを提供しているスポーツ選手のパネルが展示されていました。
* 吹き抜けの壁に飾られているのは1998年のサッカーワールドカップフランス大会における代表選手の足型。
* 本社にはメディカルスポーツセンターが隣接されています。

スポーツ選手だけではなく一般の方もここでインソールをつくります。 当日も地元の老夫婦や子どもが訪れていました。

* メディカルスポーツセンターの待合室には冬季オリンピックソルトレイク大会で活躍した選手のサインボードが飾ってあります。
* 専門の足病医が足の分析からインソールの成型までこなします。
* 最新機器によって立位の足圧やトレッドミルでの歩行映像を観察します。
* インソールを制作する上で重要なのは足の分析です。
* 足だけではなく全身の動きや形、直接触って筋肉や骨の状態もチェックします。

そして、使用者の言葉をよく聞くことでしょうか。 痛みや症状、用途について使用者のニーズを理解することが大切です。

* メディカルスポーツセンターのすぐ横にはインソール工房があります。

ここでつくられるインソールは個々のパーツがバラバラな状態からデータに基づき、硬さや形の違う素材を選びながら組み合わせていきます。 当店でも導入している「モジューロ・コンセプト」がそうです。

* 偶然ですが、(ヨーロッパの大会で2位らしい……)モーグル選手のブーツフィッティングの様子を見ることができました。

インソールとフォーミングインナー(PUソフト)をスキーブーツにフィッティングしていきます。

* SIDASの歴史はスキー競技とともに歩んできました。

フォーミングインナーを開発してきましたが、足裏を固めることが困難という理由からインソール単体の研究に着手。 試行錯誤の末、1975年に世界初となる体重による熟成型スポーツインソール(コンフォマーブルの基礎となるインソール)の開発に成功しました。

今回の研修ではコンフォマーブルに細かい調整機能を付け加えた医療用インソール「ボディアテック」の技術を学ぶことができました。

適度なしなやかさと硬さのバランスを追求したこのインソールは体にやさしいという理由から好評で、フランスの国家医療機関との協力関係のもと、今や同国の医療用インソールとしては約50%のシェアを占めています。

* 研修は講義と実技をバランスよくミックスした実践的な内容でした。

特に足の状態や症状によるパッティングやモールディング(成型方法)、素材の選び方などテクニカルな部分において理解が深まりました。

* 講師のDr.R.Jourdainさん。

パリの足病医学校の学長を15年間勤め、その後はSIDASの本社でメディカルセンターの筆頭ドクターとして勤務している方です。

* SIDASの本社から車で2、30分のところに広いインソール工場があります。

パーツの加工や組み立てのほかにコンフォマーブルやPODIATECHの開発部門も工場内に配置されています。

* 中に入ると、コンフォマーブルの初代成型機が展示されていました。

今と変わらず、足裏の圧の状態が見えるようにガラスの下に鏡があります。

* 広々としたスペースに大きな工作機械が設置されています。

人が立っている機械はコンピュータ制御でパーツカットをするマシン。 一機2000万円くらいするそうです。

ほかにも素材を張り合わせたり、型を剥く機械がありました。
* たくさんの素材がストックルームに保管されています。

厚みや硬さの異なる素材を組み合わせて、適度なフレックスを実現させるのがコンフォマーブルやPODIATECHの特徴です。

* 加工されたパーツはオペレーターがひとつひとつ組み合わせていきます。

写真の女性は新型と思われるPODIATECHのパーツに取り組んでいます。 今後、日本にも入ってくるのでしょうか……。

* こちらの女性はコンフォマーブルのパーツを担当。
* このインソールは日本でも販売されているもので、つま先にクッション材があるタイプです。
* 日本には成型されたコンフォマーブルのインソールがステップインプラスシリーズとして輸入されています。

写真の円形の機械はヒーター、インソールはこの中を通って温められます。

* 温められたインソールをバイオメカニカルデザインの型に載せてプレス成型します。

当店では個々の足型にフィットするよう再成型を実施しています。

* 研修の最終日にフランスのスポーツ選手のケアをしている施設に立ち寄りました。

この施設は国家医療機関との協力関係によって設立され、歯医者、カイロプラクティス、皮膚科、精神科、足病医などがスポーツ選手をサポートしています。

* 歯医者がいるのはあらゆるスポーツにおいて、歯の噛み合わせが身体のバランスや筋力に影響しているからだそうです。

フランスの歯医者さんは個室での治療が普通とのこと。

足病医はやはりインソールをつくっています。 それぞれのスポーツの特徴と選手の身体を考慮しながら製作を進めています。

* 施設に入って、見学をはじめると分析機材が並ぶ部屋を見せてくれました。
* 面白いものをひとつ、丸い台に立ち、アームを動かすことで筋力を測定するマシンです。 種目によって必要な筋力が十分あるかどうかを調査分析し、トレーニング方法を指示するようです。

そのほかはカヌー用の計測機なんかがありました。 SIDASの本社にカヌー選手のサインもあったので、きっとインソールを使用しているんですね。

* こちらは心拍系の計測をする部屋です。 ご覧の通り、自転車をこぎながら計測しています。
* この施設の統括責任者の方です。

説明によるとここで作られるインソールは足の石膏足型を採り、それにあわせてインソールを製作しているとのこと。

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例えば、サッカーのフランス代表選手は他国でプレーしている場合が多く、施設に来ることがなかなかできません。 しかし、石膏足型があれば、いつでも必要なだけインソールをつくれますし、新しいタイプをテストすることも可能です。

写真は石膏足型にインソールを乗せて、圧縮、足型に成型している様子です。
* いろいろなタイプのインソールが製作されていました。 とても軽量なインソールばかりです。

サッカーや陸上競技、さまざまな種目のスペシャルインソールですね。

* 石膏型のストックルームにはフランス代表選手の石膏足型が重ねて置かれていました。

ジダンやアンリといった有名選手の名前もあります。

* ジダンの石膏足型を見せてくれました。 ジダンの足は外反母指でした。 成型の際に割れてしまったそうです。

当店でも石膏足型を採り、インソールを成型することがあります。 遠征が多い選手や遠方にお住まいのお客さんが主です。 バキュームで足型を採ってからインソールを成型しています。

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