スポーツ選手だけではなく一般の方もここでインソールをつくります。 当日も地元の老夫婦や子どもが訪れていました。
そして、使用者の言葉をよく聞くことでしょうか。 痛みや症状、用途について使用者のニーズを理解することが大切です。
ここでつくられるインソールは個々のパーツがバラバラな状態からデータに基づき、硬さや形の違う素材を選びながら組み合わせていきます。 当店でも導入している「モジューロ・コンセプト」がそうです。
インソールとフォーミングインナー(PUソフト)をスキーブーツにフィッティングしていきます。
フォーミングインナーを開発してきましたが、足裏を固めることが困難という理由からインソール単体の研究に着手。 試行錯誤の末、1975年に世界初となる体重による熟成型スポーツインソール(コンフォマーブルの基礎となるインソール)の開発に成功しました。
適度なしなやかさと硬さのバランスを追求したこのインソールは体にやさしいという理由から好評で、フランスの国家医療機関との協力関係のもと、今や同国の医療用インソールとしては約50%のシェアを占めています。
特に足の状態や症状によるパッティングやモールディング(成型方法)、素材の選び方などテクニカルな部分において理解が深まりました。
パリの足病医学校の学長を15年間勤め、その後はSIDASの本社でメディカルセンターの筆頭ドクターとして勤務している方です。
パーツの加工や組み立てのほかにコンフォマーブルやPODIATECHの開発部門も工場内に配置されています。
今と変わらず、足裏の圧の状態が見えるようにガラスの下に鏡があります。
人が立っている機械はコンピュータ制御でパーツカットをするマシン。 一機2000万円くらいするそうです。
厚みや硬さの異なる素材を組み合わせて、適度なフレックスを実現させるのがコンフォマーブルやPODIATECHの特徴です。
写真の女性は新型と思われるPODIATECHのパーツに取り組んでいます。 今後、日本にも入ってくるのでしょうか……。
写真の円形の機械はヒーター、インソールはこの中を通って温められます。
当店では個々の足型にフィットするよう再成型を実施しています。
この施設は国家医療機関との協力関係によって設立され、歯医者、カイロプラクティス、皮膚科、精神科、足病医などがスポーツ選手をサポートしています。
フランスの歯医者さんは個室での治療が普通とのこと。
足病医はやはりインソールをつくっています。 それぞれのスポーツの特徴と選手の身体を考慮しながら製作を進めています。
そのほかはカヌー用の計測機なんかがありました。 SIDASの本社にカヌー選手のサインもあったので、きっとインソールを使用しているんですね。
説明によるとここで作られるインソールは足の石膏足型を採り、それにあわせてインソールを製作しているとのこと。
例えば、サッカーのフランス代表選手は他国でプレーしている場合が多く、施設に来ることがなかなかできません。 しかし、石膏足型があれば、いつでも必要なだけインソールをつくれますし、新しいタイプをテストすることも可能です。
サッカーや陸上競技、さまざまな種目のスペシャルインソールですね。
ジダンやアンリといった有名選手の名前もあります。
当店でも石膏足型を採り、インソールを成型することがあります。 遠征が多い選手や遠方にお住まいのお客さんが主です。 バキュームで足型を採ってからインソールを成型しています。